社会コミュニケーションNEWS 最新の研究成果と研究プロジェクトからのお知らせ。

2015-03-10

第3回 国連防災世界会議 パブリック・フォーラム(158)「 サイバー・フィジカル融合社会のレジリエント生活空間の創成」開催のお知らせ

第3回 国連防災世界会議 パブリック・フォーラム(158)にて、「 サイバー・フィジカル融合社会のレジリエント生活空間の創成」ワークショップを開催します。ビッグデータ駆動のスマート・サイバー・フィジカル融合社会システム、情報システム・サービスの常用性確保、災害対策レジリエント・モバイルネットワーク等について議論します。レジリエント・システム展示も準備しています。ご参加頂ければ幸いです。

日時:2015年3月17日(火)13:00~19:30
場所:仙台市民会館 第1会議室
主催:東北大学サイバーサイエンスセンター・JSPS先導的研究開発委員会「クライシスに強い社会・生活空間創成」
先端的研究開発委員会ホームページ

プロジェクト名:社会コミュニケーション、人間・社会データ

[ プログラムの一例 ]

  • 「東日本大震災からの教訓」
    仙台市役所 仙台市まちづくり政策局情報政策部 部長 今井建彦
  • 「災害に強い町づくりにおける大学キャンパスのICT」
    東北大学 教授 曽根秀昭
  • 「緊急時における移動通信技術の有効活用」
    (株)サイバーフィジカルシステム研究所 代表取締役 曽根高則義
  • 「災害に強いバックボーンネットワークとアクセスネットワーク」
    国立情報学研究所 教授 山田茂樹
  • 「宿泊施設のWeb予約データを利用した災害復興状況の推定」
    国立情報学研究所 特任研究員 一藤裕
  • 「東日本大震災におけるデマ拡散行動の心理的要因」
    国立情報学研究所 特任研究員 田中優子
  • 「災害時に医療情報をどう共有し、医療材料・薬剤をどう確保するか」
    高知医療再生機構 理事長 倉本秋
  • 「被災地における大学の役割と震災後の取り組み」
    石巻専修大学 経営学部 教授 湊信吾

[ 実行委員長 ]
東北大学 サイバーサイエンスセンター教授 曽根秀昭

[ 副実行委員長 ]
仙台市まちづくり政策局情報政策部長 今井建彦 
国立情報学研究所 教授 曽根原 登
(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ 東北復興新生支援室 担当課長 遊橋裕泰

[ 関連ホームページ ]

2015-01-16

第7回国際ワークショップ「社会イノベーションを誘発する情報・システム」開催のお知らせ

第7回国際ワークショップ「社会イノベーションを誘発する情報・システム」(The 7th InternationalWorkshop on Information Systems for Social Innovation ISSI2014 - 社会とビッグデータ Society and Big Data - を開催いたします。

情報空間(Cyber-space)と実世界 (Physical-world) が連携、あるいは統合したサイバー・フィジカル融合社会(Cyber-Physical Integrated Society)が形成されつつあります。この融合社会の経済発展と雇用確保は、知識サービス産業や知的情報産業へとシフトしてきています。この社会要請に応えるには、多様なセンサーや情報空間から収集される多種多量なビッグデータを集積し、分析して価値化するビッグデータ駆動の「知価」流通基盤を実現していくとともに、その研究開発を通して、ビッグデータ科学技術者の人材養成を併せておこなっていく必要があります。これまで、大学共同利用機関は、大学の枠を越えて学術ネットワークや大型の学術研究設備、そして学術コンテンツなど大量の資料を全国の研究者が共同で利用し、共同研究を行う情報・システムにより推進されてきています。今後、ビッグデータ時代の学術研究に不可欠な人間・社会分野の学術データをネットワーク型で共同利用・共同研究可能な学術データ基盤の構築が不可欠となっています。本ワークショップは、個々の大学の枠を越え、広い視点に立った学術データ基盤とデータ中心科学、その人材育成について議論したいと考えています。

日時:平成27年2月16日(月),17日(火)
場所:国立情報学研究所,一橋講堂(学術情報センター)
主催:大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 新領域融合研究センター、国立情報学研究所、統計数理研究所
共催:情報・システム研究機構 新領域融合研究センター・リサーチコモンズ事業
企画実行委員会:●リサーチコモンズ事業:データ中心政策科学プロジェクト、人間・社会データ基盤プロジェクト、システムズ・レジリエンスプロジェクト ●情報通信研究機構「ソーシャル・ビッグデータ駆動の観光・防災政策決定支援基盤の研究開発」プロジェクト ●日本学術振興会 先導的研究開発委員会「クライシスに強い社会・生活空間の創世」プロジェクト ●科学的政策決定のための統計数理基盤整備とその有効性実証プロジェクト ●離散変量に起因する不確かさの評価と標準的リスク対応の確立ー食品微生物規格への反映プロジェクト ●学際的・国際的アプローチによる自殺総合対策の新たな政策展開プロジェクト ●文部科学省委託事業 データサイエンティスト育成ネットワークの形成