連携研究機関について

国内外に広がる共同利用・共同研究のネットワーク

情報・システム研究機構が推進する本研究事業は、4研究所と機構直属の2センターのみならず、機構外の連携研究機関、各プロジェクトの研究コミュニティや関連学会等との連携の下で推進し,その波及効果や研究成果の共同利用・共同研究を通じて、データを活用するあらゆる研究領域への貢献を目指しています。特に「データ中心科学基盤」で継続中の3つのデータベースは、その構築、解析、提供が強く望まれる科学的背景と、それぞれにユニークな特徴を持っています。

たとえば「地球環境データ」では、国際科学会議(ICSU)の下、多数の国際組織の要請を受けて設立された大型観測装置「南極昭和基地大型大気レーダー」によって取得されたデータ解析・提供が、国際的な研究コミュニティに待望されている状況にあります。また「ライフサイエンスデータ」は、これまで個別的に開発されてきた国内の生命科学・医学のデータベースを統合的に活用できる基盤の構築へ向けて、進化するウェブに対応しつつ現在可能な最新の技術を駆使し、使いやすさにも配慮して提供しようという意欲的なものです。この波及効果の一端は、本事業のベースとなる「文部科学省統合データベースプロジェクト」のポータルサイトに、毎月5万人以上の訪問者があることからもうかがえます。また「人間・社会データ」では、国内11大学・国外8大学に加え、京都市、東北6県、観光庁、環境省など政策担当部局とも広く連携して、現実とバーチャルの世界が混じり合った「サイバーフィジカル情報空間」を具体的に利活用可能とするような基盤を提供しています。

連携研究機関

国立大学

北海道大学、東北大学、筑波大学、埼玉大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、東京芸術大学、電気通信大学、東京医科歯科大学、千葉大学、信州大学、新潟大学、名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学、京都大学、京都工芸繊維大学、大阪大学、岡山大学、広島大学、宮崎大学、山口大学、島根大学、高知大学、九州大学、長崎大学、佐賀大学、琉球大学、総合研究大学院大学、政策研究大学院大学

公私立大学

秋田県立大学、京都府立大学、大分県立看護科学大学、県立広島大学、広島市立大学、広島工業大学、慶応義塾大学、早稲田大学、東京電機大学、青山学院大学、千葉工業大学、玉川大学、首都大学東京、同志社大学、東洋大学、東北学院大学、岩手県立大学、長浜バイオ大学、藤田保健衛生大学、情報セキュリティ大学院大学、気象大学校、石巻専修大学、県立岩手大学

研究機関等

総務省、気象研究所、科学技術振興機構、海洋研究開発機構、宇宙航空研究開発機構、基礎生物学研究所、理化学研究所、国立環境研究所、統計センター、情報通信研究機構、産業技術総合研究所、地震予知総合研究振興会、気象大学校、日本文化研究センター、高知県へき地医療支援機構、高知医療再生機構、NTT環境エネルギー研究所、国立保健医療科学院、かずさDNA研究所、産業環境管理協会、NTT研究所、KDDI総研、ソフトバンクテレコム、NRI総研、セコム研究所、日立情報システム研究所

国外機関

ストーニー・ブルック大学、アデレイド大学、フライブルグ大学、ウィーン工科大学、ウィーン大学、ゲーテ大学、アジア工科大学、コーンケーン大学、上海社会科学院情報研究所