ビッグデータ時代、その先を展望する。

答える人:喜連川優所長(国立情報学研究所)、樋口知之所長(統計数理研究所)

ビッグでないデータの解析方法を設計・開発する
データサイエンスで解けるもの、解けないもの
これからの社会で大事な素養とは?

データ解析力で日本の医療を支援する。

答える人:佐藤真一教授(国立情報学研究所)、伊藤陽一教授(統計数理研究所)、野間久史准教授(統計数理研究所)

ITのエキスパートがつくるチーム
画像解析・深層学習の「第三の波」
医師たちをいかに支援するか?
医学部にデータサイエンティストを育成する
新薬の臨床試験を統計的に厳密に評価する
健康リスクとなる環境要因どう測るのか
統計手法を基礎研究として融合的に発展させる

スポーツを統計の知で応援しよう。

答える人:田村義保特任教授(統計数理研究所)、酒折文武准教授(中央大学)、竹内光悦教授(実践女子大学)

ただ単にすべてのスポーツが好きだから。
スポーツのデータに触ってみるという意義
ビヨンド2020のスポーツ界へ向けて
日本人の誰もがデータで語れるように。

ネズミやイヌが人になつく性質をゲノムで特定

家畜動物が持つ人になつく性質には、どのような遺伝的しくみがあるのでしょうか? 国立遺伝学研究所の松本悠貴(総研大遺伝学専攻大学院生)と小出剛准教授らのグループは、野生マウスの子孫のうち人に近寄ってくる集団を交配によって作り出し、動物が人に近づく行動を生むゲノム領域を特定しました。さらに同じゲノム領域が、イヌの家畜化にも影響している可能性を比較ゲノム解析から見出しました。この発見により、人に馴れにくい多くの動物種に家畜化の道をひらく可能性が期待できます。
(国立遺伝学研究所 マウス開発研究室・小出研究室、ロンドン大学Richard F. Mott博士との共同研究)

魚の浮き袋誕生の進化は、腹から背への遺伝子の切替えがカギ

海から陸へ──チャールズ・ダーウインも、陸生動物の肺は魚の「浮袋」から進化したと考えていました。しかし、最近の生命科学では肺の起源は古く、陸生動物と魚類の共通祖先の原始的な肺から、魚の浮袋が進化して来たことがほぼ確実になっています。このたび、陸生動物と魚類のゲノム配列を比較解析した結果、形態形成に働く遺伝子を調節するエンハンサーの活性する部位が腹側から背側へ転換が生じていたことがわかり、進化の過程を実験によって確かめることに成功しました。(哺乳動物遺伝研究室・城石研究室)
国立遺伝学研究所プレスリリース
国立遺伝学研究所 3d Imaging Room

遺伝解析により60種以上のカンキツ類の親子関係が明らかに

日本人にとって身近な食材であるカンキツ類には、温州ミカン、レモン、ユズなど多種多様な品種がありますが、遺伝的に多様なため、これらの品種の親子関係はこれまでほとんどわかっていませんでした。このたび15種のカンキツ類の全ゲノム配列を解読し、品種・系統269点について高度な遺伝解析を行った結果、60品種以上のカンキツ類の親子関係が明らかになりました。この研究により、祖先品種からどのように世界各地へ伝搬したかの解明や、優れた性質をもつ新しい品種の開発への応用などが期待されます。
(研究体制:農研機構果樹茶業研究部門、京都大学農学研究科付属農場、国立遺伝学研究所、同研究所先端ゲノミクスセンター)
国立遺伝学研究所プレスリリース

極地研 | 極 2017春号 No.17
異分野融合が新しいサイエンスを開く

情報研 | NII Today 第79号
ITによる新しい医療支援

統数研 | 統計数理研究所ニュースNo.139
IR機能の強化と異分野融合指標の開発

遺伝研 | Research Highlights
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